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元祖タカラジェンヌ・ハトシェプスト

 『王家の谷』の裏側に『ハトシェプスト女王の葬祭殿』がある
古代エジプト唯一人の女性ファラオ、ハトシェプストが造営した葬祭殿(死者に供物を捧げるといった儀式を行うところ)だ
古代エジプトで最も美しい建築物と言われるだけあって、紀元前1500年頃の建てられたとは思えませんな

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 ハトシェプスト女王についてはコチラ → エジプト考古学博物館は何処‏ 


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ハトシェプスト誕生
母アハメス(妊娠中)と、父トトメス1世の姿を借りたアメン神から生まれたということ描かせて、自分の王位の正当性を主張
レリーフだけで王だって認められてしまうところにびっくり





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ハトホル礼拝堂の壁には牝牛の姿で現されているハトホル女神のレリーフ





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プントへの遠征
プント国の場所は東アフリカのどこかで、今のソマリア辺りらしい
彼女は戦争を好まず、交易によってエジプトを繁栄させたといわれており、香料、香草、金などを調達するための貿易を行っていた


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こんな木ももらってきて、葬祭殿に植えていたそうだ







元祖タカラジェンヌ・ハトシェプスト_d0039999_015323.jpg 彼女の顔が削られているのは、トトメス3世の腹いせだとか

 アジーズさん曰く、「彼が幼少だったこともあり、野心家の彼女に実権をにぎられてしまった。以降21年間エジプトの地に君臨していました。そのことをうらんでいます」
 
 でもさ、3,500年も前のことだから、トトメス3世がほんとに彼女をうらんでいたか分からないし、彼が削らせたっていう証拠もないじゃん
 
 それに、彼女の治世には一度も対外戦争をしていないし、交易でエジプトを繁栄させてきたのって、すごいことだよね
 
 もしかして彼女は、現代女性のカガミか?! 



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 1997年11月、ルクソール事件の現場となり外国人58人を含む62人が亡くなる事件が発生し、その中には多くの日本人旅行者も含まれた
 なんでこんなとこで?と思うが、もし観光客を狙ってテロを起こすなら、やっぱりここかとも思う
誰でも入れそうだし、なんたって、隠れるところがない
 あの事件からエジプト政府もテロ対策に力を入れているそうだが、ここハトシェプストの警官については、観光客からバクシーシをしつこくせびっていた

ほんとに、大丈夫か??
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by hippi277 | 2010-11-26 08:50 | エジプト | Comments(0)

渡航回数40回以上、22か国。旅のスタイルは一人旅、友達旅、家族旅など様々。社会人。有給休暇を使って世界を巡ります。


by ひっぴ