銀座久兵衛でランチ
2020年 12月 18日
両親とともに銀座久兵衛へ行きました。
昭和10年創業の一度は訪れたい名店。
東京には美味しい寿司屋がたくさんあると思いますが、全然寿司に詳しくないため有名どころへ。
両親はビルの中に久兵衛があると思っていたようですが、ビルすべてが久兵衛です。
斜め向かいに新館もあります。
本日はにぎりランチコースです。
・わかめと大根のつまのポン酢和え
お代わりができるようですが、寿司がメインなのでお代わりしませんでした。
・しじみの濃厚出汁スープ
体にとても良さそう。
・突き出し
もづくのポン酢和え 茶碗蒸し たらこの炊いたものから選べます。
・中とろ
美味いなぁ
・ほうぼう
ほうぼうは旬が秋から春の魚。初めて食べました。
・うにの軍艦巻
軍艦巻きは、この久兵衛から生まれたもの。
戦時中、久兵衛店主がにぎったそれを「まるで軍艦みたいだ」とおっしゃたお客様がいたそうで、
それから軍艦巻きという名前で世に知れ渡ったそうです。
・車海老
生きた車海老が用意されます。
かわいいおめめがこちらを向いていると、多少申し訳ない気がしてきます・・・
生と軽くゆでる食べ方があるということで、生を選びました。
醤油か塩が選べますが、これまで食べたことのない塩味で。
えび、ぷりぷりでした。
えびの甘さを感じたいのであればゆでた方が良いそうです。
頭とシッポはカリカリに炙ったもの。
みそもそのままにかりっと塩味。
・しまあじ
しゃりと種の間に大葉の千切りでさっぱりと。
・大トロ
美味いに決まっている!
・ここで、しじみたっぷりの味噌汁
・煮蛤
食べてみたかった、煮蛤の寿司。
手間を惜しまない江戸前寿司って感じだもの。
昔は当たり前の種だったのですが、いまでは仕込みに時間がかかるなどの理由で使う鮨屋が減っているのだそうです。
貝柱もつまみで出ました。
・しめ鯖
生姜+ニンニク少々
父はこのしめ鯖をたいそう気に入っていました。
これまで食べたしめ鯖はしめ過ぎ、酢の味しすぎ。
久兵衛のしめ鯖は半生で酢の加減が絶妙でした。
・穴子
塩とツメの両方をいただけます。
塩の方は穴子をかりっとあぶっているのですが、初めに穴子を煮ており、その甘さと塩の塩梅がちょうどよく美味しいです。
つまみで出た穴子のきもが苦かった!
・氷水に浸した薄切りダイコンと大葉と梅肉でさっぱり
母も自分で作れると言っていましたが・・・
・巻物
かんぴょう・かっぱ・ネギトロ
ここで初めて醤油を使いました。
・玉子
白身魚のすり身が入っているので玉子焼きというよりも、なめらかな白身魚のはんぺん玉子風味という感じです。
父はしゃり有でいただきました。
・デザートは特製芋ようかん。
プリンと芋ようかんを合わせたお味。
カウンターでお寿司を食べたのは初めてです。
職人さん曰く「寿司は出来立てが一番うまいから。皿に盛られると一番最後に食べる寿司はやはり味が落ちる」と。
なるほど。寿司って奥深い。
また、美味しい寿司を食べたいです。